大学辞めたいは甘えじゃない|大学生活を充実させる行動3選

大学行く意味が分からず辞めたくなってきた…
親に相談したいけど「甘え」って言われそう…
どうすれば大学生活を充実できるか分からない…

このように悩んでいる方は多いのではないでしょうか?

実際コロナの影響で思い通りの大学生活が送れていないですよね…

また、友達もなかなか作れずオンライン中心の授業が1年以上続いて非常に辛い状況ですよね…

これだけ影響を受けると「大学辞めたい」と感じるのも無理ないと思います。

のまぺん

大学を辞めてしまうというのもひとつの選択肢だとは思います。
しかし、辞めた後に後悔して欲しくありません!

記事の内容

  • 大学を辞めたいと感じる4つの理由を深掘り
  • 大学生活を充実させる3つの具体例を解説

この記事を書いた私は大学職員として勤務しています。

また、複業で所属しているNPOで50名以上の大学生と関わっているため、

大学生が普段から抱えている悩みに触れる機会が多くあります。

この記事を読んで「辞めたい」という気持ちの原因を一緒に整理しましょう!

そして、実際に大学生活を充実させている3名の具体例を交えながら、

ここから大学生活を充実させる3つの具体例を紹介します。

記事を最後まで読むと…

  • 大学を辞めたいと感じる本当の理由がわかります!
  • 大学生活を充実させる具体的なヒントを知れます!

この記事を書いた人

「甘え」じゃない!大学を辞めたいと感じる4つの理由

なぜ大学を辞めたいと感じてしまうのでしょうか?

文部科学省が2021年に行った全国的な調査からは、悩みを抱える学生の割合が多い順に

将来のキャリアに関すること(73.3%)
経済的な状況に関すること(40.7%)
授業等に関すること(37.9%)
学内の友人関係に関すること(29.1%)

引用元:新型コロナウイルス感染症の影響による学生等の学生生活に関する調査(結果)

という結果が公表されています。

これだけ社会の状況が不安定だと暗い気持ちになったり、

大学辞めてしまおうかなと思う気持ちは無理ないと思います。

辞めたい気持ちは決して「甘え」ではありません。

この記事を読んでくださっているあなたもきっとそうだと思いますが、

大学生活で上手くいかないことがあったり、不安があったりして

辞めたいと思ってしまっているのではないでしょうか?

ここからはもう少し深堀してそれぞれの悩みを分析していきます。

理由1|将来就職できるか不安…今からできる就職活動の準備を始めよう!

経済停滞や会社倒産のニュースを耳にする機会もでてきました。

  • 大学を卒業しても就職できないかもしれない
  • 就職できたとしてもブラック企業なら意味がない
  • 就職できないのに大学に通い学費を払うのは無駄だと感じる

そんなことを感じていませんか?

不安なことがあると目の前の勉強の意味が分からなくなってしまう気持ちもわかります。

しかしリクルートワークスが2021年に公表した調査では、

来春2022年3月卒業予定の大学生・大学院生対象の大卒求人倍率は1.50倍と、前年6月調査の1.53倍より0.03ポイント微減した。(中略)今年は微減したものの1.5 倍台を維持し、底堅い結果となった。従業員規模1000人以上の大手企業を中心に採用意欲が回復した。

引用元:第38回 ワークス大卒求人倍率調査(2022年卒)

という報告がされています。

同じく就職難だったリーマンショック時期の大卒求人倍率が1.2倍前後でした。

その当時に比べると、コロナ禍の現在の方が就職しやすいという状況となっています。

今後の景気はまだ誰も正確には予測できていませんが、

現段階では、コロナの就職活動への影響は一定の範囲内に収まっていることがわかります。

今からしっかり就職活動の準備を始めれば大丈夫!

理由2|自由に使えるお金が少ない…お金とスキルが身につくバイトへ変えよう!

バイト先の営業時間変更により収入が減少してしまったケースも多いと思います。

特に地元を離れ一人暮らしをして大学に通っている場合はその影響が大きく受けていることでしょう。

  • アルバイトのシフトが全然入らないから稼げない
  • 食費や生活費で手一杯で遊ぶお金がない

などと感じていませんか?

お金を稼ぐというのは正直言って楽しいことばかりではありません。

しかし、大学生歓迎のアルバイトを検索すると結構な数ヒットします!

コロナによる需要拡大によって時給が高めに設定されているものもあります。

お金を稼ぐだけではなくコミュニケーション力などスキルが身につくアルバイトも見つかります!

今の労働環境に不満がある場合は、別のバイトに変えるのもよいとおもいます。

環境を「変える」ことは大変だけど、新たな一歩踏み出すのもあり!

理由3|オンライン授業が辛い…とりあえず大学に行ってみよう!

  • オンライン授業を受けるのが辛い
  • 小中高は通常通りやっているのになぜ大学だけ?

といったことを感じていませんか?

授業や課題をこなすのに家にいると、勉強へのモチベーションを保つのが難しいと思います。

のまぺん

社会人の私もずっと家にいるのはしんどい…
気持ちが暗くなってしまい無理です…

大学関係者も賑わいと活気があるキャンパスに戻ることを待ち望んでいます。

しかし今は日本中が厳しい状況のためなかなか実現できません。

制約があるものの対面の授業が増えたり、サークル活動が再開予定です。

特に用事がなくても大学に行って、自分が大学生であることを実感しましょう!

例えば大学の図書館に行ってみるとその本の量に圧倒されるとともに、

今まで興味がなかった学問分野へ興味を持つかも知れません。

家にずっといるのは無理だから外に出よう!

理由4|孤独を感じている…新しいコミュニティを探してみよう!

最も精神的に辛いのは友達と満足に交流できないことではないでしょうか?

  • 大学の「知り合い」は増えたけど「友達」はできていない
  • 自粛ばかりでなかなか自由に遊べない
  • ほとんど人と喋らないで1日が終わることがある

実際に大学生の話を聞いていると本当に厳しい状況であることがよくわかります。

大学に入ったからには、色んな人と関わり友達をつくりたいと思っていた人も多いでしょう。

しかし、大学以外の場所でも同世代の人に出会える機会はいくつかあります。

知り合いではなく「友達」になれる人を探すことも考えてみるのはいかがでしょうか?

友達を作れるのは大学だけじゃない!

大学生活を充実させる具体的な行動3選

ここからは、今の状況を変えて前向きに大学生活を送れるように

今日からでもすぐにできる大学生活を充実させる具体的な行動3選をご紹介します。

  • 新しい環境に飛び込む
  • 新しい学びを始める
  • 新しい趣味を身につける

それぞれについて、私が知っている3名の大学生を例にあげながら紹介していきます。

例1|新しい環境に飛び込む:バイト・インターンetc.

「変える」ためにまずできることは、新しい環境に飛び込むことです。

具体的に大学生がすぐに変えられる環境としては、

  • アルバイト/インターン
  • サークル/ボランティア

などがあります。

教育系NPOでインターンを中のAさんの場合

  • 国立大学教育学部2年生
  • 地方出身(一人暮らし)
  • サークルが新歓をしていなかったため学外の団体を検索
  • 大学の先輩も所属していた教育系のNPOで1年生から活動
  • 100名規模のオンラインイベントのリーダーを経験
  • 2年生秋からは団体の学生代表に就任
  • メンバーの繋がりを増やすための施策を立案中
のまぺん

大学1年生の頃とは比較にならないほど、コミュニケーションが上手くなりました。
今では20名以上いる同期の中心人物として頑張っています!

今まで出会ったことがない人がいるコミュニティに飛び込むことで気持ちを大きく変えることができます。

また単なるアルバイトではなく、インターンにチャレンジすることも可能です!

低学年を対象としていたり、通年でインターンを募集している企業などもあります。

お金を稼ぎつつ、就活を有利に進めるためのスキルを身につけるのもよいでしょう!

新しい環境に飛び込むことで、新しい「人」に出会うことができます

例2|新しい学びを始める:資格取得etc.

まだまだ制約なく過ごせない日々が続くことが予想されています。

せっかくなのでまとまった勉強時間が必要な資格取得を目指すのはいかがでしょうか?

大学生にも比較的おすすめな資格といえば、

  • 英語系=TOEIC/TOEFL/IELTS
  • 金融系=FP/簿記
  • IT系=MOS/ITパスポート

などがあります。

難易度は上がりますが、難関資格としては

  • 金融系=公認会計士
  • IT系=基本情報技術者試験
  • 不動産系=宅地建物取引士資格試験

などに挑戦するのもよいでしょう。

難関資格合格を目指しているBさんの場合

  • 私立大学経済学部3年生
  • 元々は留学を考えていたがコロナのため断念
  • 一生役立つ資格を身につけるため難関資格合格に挑戦中
  • 毎日5時起き&7時間以上勉強を半年以上継続
のまぺん

留学を取りやめ、難関資格取得に目標を変え行動できています。
高い目標を掲げ大学と資格の勉強どちらも両立しています!

新しい学びを始め目標を立てることで日々の生活にメリハリがつきます

あとどれくらいこのような日々が続くかわかりませんが、

大学生のうちに多くの勉強時間が必要な難しい資格にチャレンジすることができます。

例3|新しい趣味を見つける:新たなことに挑戦

これまでやってみたかったけどできていなかったことはありませんか。

今だからこそできる、新しい趣味を見つけるのはいかがでしょうか?

読書が趣味になったCさんの場合

  • 私立大学理工学部1年生
  • 大学でも部活に入ろうとしていたが断念
  • 家にいる時間が増えたので読書を開始
  • 週に1冊は読む読書好きになる
  • 自分で読書会を開くようになり友人が増加
のまぺん

コロナの関係もあって部活に入るのを断念…
今まであまり興味がなかった、読書を始めたところ、
新しい興味分野を発見して大学の授業が面白くなったとのこと!

やってみたかった趣味に挑戦するチャンスです

絵を書いたり、YouTubeやSNSで情報発信をしたり…

やってみたいことに挑戦してそれが趣味になると素敵ですね!

まとめ:大学生活を充実させるためにできることからやってみませんか?

この記事では「大学を辞めたいけど甘えなのかな」と思っている方に向けて

その気持ちが甘えじゃない理由調査から考えられる本当の理由を4つ紹介しました。

また、これからの大学生活を充実させるためにこれならできるかも?ということについて

実際に大学生活を充実させている3名の具体例をご紹介しました。

大学生という貴重な青春の1ページが、少しでも充実して過ごせること願っています。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

のまぺん

スマートな暮らしの探求者
大学職員+複業のパラレルワーカー
「20代をスマートに楽しむ」をテーマに
#暮らす #働く #学ぶ で情報発信中

-大学生活